はい、というワケでベーシストのワサダ(@wasadama)です。
昨年からシリーズ的にお送りしております【ベースのピック弾きを語る】。
何となく一つの方向性のようなものが見えてきたので、今年も続けていこうと思います。引き続きお付き合いください~!
2020年の一回目は、「Ibanezのベース用円形ピックのレビュー」でございます。
実は昨年に動画としてYouTubeにアップしている内容なのですが、合わせてブログのほうにも展開してみようという試みです。
実際の音が聴きたい!
とか
動画の方が分かりやすい!
はたまた
わたしの演奏してる姿が観たい!
という方は(笑)ぜひ動画の方もチェックしてみてくださいませ◎
余談ですがコチラの動画、無謀にも編集ナシの一発撮りです。
難しいけど意外と楽しかった(笑)。
Ibanezベース用円形ピックのレビュー◎
まずざっとポイントから。
- Ibanezベース用円形ピックのレビュー◎
- 引っかかりが少なくピッキングしやすい
- アタックはしっかり出る
- 平行アングルでないとちゃんと鳴らない
- 平行アングルの練習に◎
- 個人的にはもう少し厚みがあると嬉しい
では詳しく解説していきます。
まずは使用感。
引っかかりが少なくピッキングしやすい
何よりも目を引くこのまんまるい形。珍しいですよね?
さてどんなもんかと弾いてみると、弦に当たる面積が横に長く浅いので、ピックが弦に引っかかる感じが少なく、ピッキングがしやすいです。
こういった弾き心地も、ピックを選ぶ際の重要なポイントですので、これは大きなアドバンテージ。
個人的にはかなり気に入りました◎
アタックはしっかり出る
では、いったいどんな音が出るのか。
購入前にネットで検索してみた前評判では、
「アタックを抑えた」「丸い音」「指に近い音」
などの言葉が出てきます。
なるほど、ピックで指弾きみたいな音が出せるということか、コレは面白い!
と思って買ってみたワケです。
ところが、いざ実際に試してみると。
意外とカチッとアタックが出ます。
ウソだと思ったら↑の動画を観てみてくださいね(笑)。
コレ、厚みが「ミディアム」なのが原因だと思います。
基本的にピックって、厚さが増すほどアタックが抑えられる傾向がありまして、ミディアム(0.8mmくらい)の厚さだと、どうしてもアタックは目立つんですね。
なので、「指弾きの代用に」と思って使うと、アレレ?ということになってしまいます(笑)。
平行アングルでないとちゃんと鳴らない
そして、これも大きな特徴。ピックを弦と平行に当てる「平行アングル」で弾かないとしっかりした音が出ません。
※ピックと弦の角度についてはこちらの記事に詳しく書いておりますので、良かったら合わせてご一読ください◎
これも動画を見ていただくとわかりやすいのですが、角度をつけてピッキングすると、アタックばかり目立ってしまって、芯のないスカスカした音しか出ないんですよね。
上記の「弾きやすい」というのも、平行アングルで弾いたときのお話だったりします。
平行アングルの練習に◎
なので裏を返すと、平行アングルでのピッキングの練習にはもってこい、というワケで、
ピッキングを見直したい
ピックと弦の角度について考えたい
という方におオススメします。
普段から平行アングルで弾いている方は、そのまま使ってもらえばよいので、もちろんおすすめです(笑)。
ホント弾きやすいですよ◎
個人的にはもう少し厚みがあると嬉しい
最後に一つ、わたくし的難点を言えば。。
厚さがヘヴィ(1mm程度)、もしくはエクストラヘヴィ(1.2mm程度)のモノが欲しいな~と。
というかベース用を謳っていながらなぜミディアムの厚さしかないのか…大きなナゾです(笑)。
厚みがもう少しあれば、アタックも抑えられて出音がもうちょっと良い感じになりそうなんですよね。
さらに分厚いものであれば、指弾きの代用としての可能性も出てくるかと。
…アイバニーズさん、ぜひお願いいたします!!!
ヘヴィが出たらメインのピックにしますので!!!!(笑)
ちなみにこのピック、楽器屋さんだと1枚100円ですが、サウンドハウスなら65円で買えてしまいます。
まとめ買いしなくてもピックを安く買えるので、他の買い物のついでに色々買って試してみるのもおすすめですよ~!
IBANEZ ( アイバニーズ ) / PA1M Black
余談ですが、都市伝説的な話で
同じ厚みでもピックの色によって音が違う
というのがあります。
この円形ピックも黒と白があるんですが、わたしは黒しか買っていないので、白も買ってホントかどうか試してみたいところ…(笑)。
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