ヒゲメガブログ。

ベーシスト、ワサダのブログ。ベースや子供と過ごす日々についてアレコレと。ベースの仕事、承ります。詳細は「WORKS」をご覧ください。

佐々木耕介さんワンマン、ありがとうございました!

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と、いうワケで。

12/1は戸塚LOPOにて、佐々木耕介さんのワンマンライヴでベースを弾いてきました。

観ていただいた皆様、お世話になった方々、ありがとうございました!

 

この日はトリオでのアコースティックバンド編成。

ギター&ボーカル:佐々木耕介

カホン:大浦ともぞう

ベース:わたくし 

 

でお送りしました!

 

このところ、周りで名前をよく聞いていた戸塚。そんな、なにかと縁のある気がしていた地に初上陸しての、LIVE。

会場のLOPOは、小さなライヴバーといった感じなんですが、佐々木さんの音楽と人柄に惹かれた人たちで超満員に。佐々木さんは、開演直前までご自身で客入れに奮闘していました(笑)。

 

実は佐々木耕介さん、お仕事の都合でこの9月から秋田に引越しされていまして。その辞令が出たのが、ちょうどこの日発売されたミニアルバムのレコーディング日程を決めた直後のことでした。

なんてコトだ…!

と、私も一緒になって驚き困惑してしまいましたが、ここからの佐々木さんはすごかった。

 

全く気持ちが折れることなく(もちろん本人的には様々な葛藤などあったとは思いますが…)秋田と東京(あるいは神奈川)を幾度となく往復し、決まっていたスケジュールをほぼ完遂。

多少の疲れは見せつつも、口にする言葉もそれ以前とは違って力強くなられたようでした。

 

そんな苦境と闘いつつ己の音楽道を貫こうとする姿に、わたしも心打たれてしまいまして、とにかく全力でこの人のサポートをさせてもらおう!と、モチベーションがダダ上がり(笑)。レコーディング、ワンマン、と鼻息荒く参加させていただいたのでありました。

わたしもちょうど今年は音楽活動について何かと悩んでいた年でもあったので、何だか他人事に思えなかったのですよね。。

 

前置きが長くなりましたが、この日のライヴに集まった沢山のお客様方も、恐らくはわたしと同じような気持ちでいたのではないかな、と。もちろん純粋に彼の音楽を、歌を楽しみに来られた方も多かったとは思いますけども。

会場は終始、とにかくあたたかく、やさしい空気に溢れておりまして、そんな場で演奏が出来たこと、とても光栄でありました。

 

セットリストは、全20曲。うち2曲はソロの弾き語りでしたので、わたしの参加は18曲。会場でのサウンドチェックでLOPOのスタッフさんに言われて気付いたのですが、、

多い!(笑)

気付けばわたしにとって過去最大級の曲数でした(笑)。

 

で、もって。この日使った楽器はコチラ。
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ブラックナイロン弦を張ったフェンダープレベさんです。

アコ編成だし、久々にゴダンのアコベで行こうかな?とも考えたのですが、今の佐々木さんは「Rockモード」であるとのことなので、やっぱりエレキかなと。

ナイロン弦でやわらかめの音になりつつも、コイツは元々アタックがくっきり出る楽器なので、ちょうど間を取ったようなサウンドが狙えるのです。

 

ここまでずっと弾き語りでやってこられて、バンドスタイルではおそらく初めてのライヴだったと思われる佐々木さんなのですが、こっちがかなりドカドカ鳴らしても声が通る通る!

声量があるんですね。気持ちをどっかりと乗せているのもあったのでしょう、小柄な身体からは想像できないくらい、最後まで力強い歌声でした。

ともぞうくんのカホンはおなじみの爆音だし(笑)、やっぱりエレキベースでよかった。

 

終わってみればあっという間で、何とも心地よい疲労感と達成感。素敵な時間をいただけて、佐々木さんとお客さまに感謝です。

 

最後に、この日発売されたミニアルバム「SUNNY」も少し紹介しておきます。

前作「A YELLOW RECORD」に共に参加したドラムスともぞうくんに加え、今回はギタリストに永山かずみくん(ドミノライン)を誘って参加してもらいました。

わたし、彼のギターが大好きなんですが、この作品でのプレイがまた秀逸でしてね~!わたしももちろん頑張ってベースを弾いてますが、完全にかずみくんに持っていかれた感があります(笑)。

 

そんなギターも聴きどころですが、やっぱり主役は佐々木さんの歌です。がっつりエレキサウンドに乗ったロックモードの彼の歌、優しくも力強く、胸に響きます。

それから、個人的には彼の歌詞も大好きでして。真っ直ぐで飾らない言葉たちは、シンプルに心を揺さぶるのです。

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ご本人の手になるイラストや、ジャケットの装丁も素敵ですね。今後どのような形での販売になるかちょっとまだ分からないのですが、気になる方はぜひ佐々木さんまでお問合せてみてくださいねー!

twitter.com

 

参考までにちょい聴きできるトレーラー、貼っておきます。

逆境から生まれた名盤、必聴です!


佐々木耕介 mini Album「SUNNY」トレーラー

 

…ちなみにここだけの話なのですが、曲数のせいか、出番前に外で待機していて身体が冷えたせいなのか、はたまたサポートのライヴが久しぶりだったせいか、指がちょいちょいつるトラブルがありまして。。

 右手の指が言うことを聞かないのでやむなく親指弾きに切り替えたり、何とかゴマかしつつやり切りましたが、しまいには左手も同じような症状が出てホント困りました。。

どなたか対処法や予防策など、ご存知でしたらご教示くださいまし~m(__)m