ヒゲメガブログ。

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【ベースの音作りを考える】その3:「アンプ直」派がお届けする、ベースアンプのおすすめセッティング。

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はい、というワケで不敵なベーシスト、ワサダ(@wasadama)です。

シリーズでお届けしております【ベースの音作りを考える】

第三回の今回は、「ベースアンプのオススメセッティング」について。

 

前回記事でもご紹介しましたように、現在、わたしはベースアンプ直で演奏することがほとんどです。

ベースアンプ直のメリット「セッティングが早い」というのが挙げられるのですが、わたしがかつてそうだったように、アンプそのものの使い方がよく分かっていないと、ツマミをいじるだけでも時間がかかってしまったりします。

初心者の頃のわたしは、そもそも目指すべき音も分かっておらずただやみくもにツマミやイコライザーをいじっていただけ、みたいな感じでした…(苦笑)。

 

そこで今回は、今となっては入室から5分足らずでセッティングが完了してしまう(笑)アンプ直派のわたしがオススするアンプのセッティングと、音作りの考え方について、ご紹介いたします。

基本的にリハーサルスタジオでもライブハウスでも考え方は変わりませんが、ライブの際はまた別に考慮すべき要素がいくつか入ってきますので、今回はリハスタでの使用をメインに見ていきます。

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とりあえず、わたしは大体いつも↑こんな感じ(笑)。

では、細かく解説していきます。

基本はゲイン&マスターボリューム+3バンドEQ!

ここで例に取るのは、わたしがニガテだけどリハーサルスタジオによくある(笑)Ampegの「B2-R」というトランジスタアンプです。

アンプによってコントロール部は違ってきますし、アンプ独自の音作り用スイッチやボタンなんかが付いているものもあります。

 が、そういったものはとりあえず使わず、基本はゲイン&マスターボリューム+3バンドEQで作っていくというところを押さえていただければと!

同じくリハスタやライブハウスでよく見る、アンペグのSVT350SVT450も、コントロール部はほぼ共通しています。参考までに。

 ゲインは下げめ、マスターは上げめ。

というワケで、まずはGAIN。画像の一番左です。

いわゆる歪みの量を調整するツマミなんですが、グイっと上げてもそれほど歪みません。特にトランジスタのアンプでは、歪むというより音が汚くなるようなイメージかな。

上げすぎると音圧が増しコントロールが難しくなるので、ここは下げめからのスタートがオススメ。時計でいう9時くらいですかね。

このくらいだとかなりクリーンでスッキリした音になります。ロック系の音が欲しいのであればそれより少し上げてもよいかも知れません。

 

そしてマスターボリューム(MASTER)。一番右のツマミです。

ここでは最終的な音量を調整します。適正なボリュームは他パートも含めた全体の音量次第で変わってきますので、ひとまず、3時くらいに設定。他のパートの音を聴きつつ調整します。

 イコライザーのツマミは、ベース→やや下げ、ミドル&トレブル→は真ん中からスタート。

お次は3バンドEQ。多くは並んで三つのツマミがついており、それぞれ

BASS:ベース。低い音。

MIDDLE:ミドル。真ん中くらいの音域。

TREBLE:トレブル。高い音。

をコントロールします。

 

BASSはその名の通り、バンドサウンドのボトムを支える低音を担う音域です。非常に重要なのですが、ここを上げすぎると音がぼやけたり、他の音を邪魔したり、はたまたお腹に響いて痛くなったりと(笑)、イイことがありません。。

なので、まず下げ目から始めます。大体時計でいう9時くらいかな。控えめなスタートですが、これでも十分すぎるくらいの低音が出るはずです。

 

そしてMIDDLE個人的に、ここがベースの音作りでの一番のキモだと思ってます。音圧や音ヌケを左右する帯域で、バンドサウンドの厚みにも関わってきます。

ここはフラット(時計でいう12時)から始めて、音圧が足りなければ上げ目に。音圧は十分だけど、ヌケが悪いようなら少し下げていきます。

 

最後にTREBLEは、アタック感や音のヌケに関わる帯域です。上げすぎるとうるさくなるし、足りないと自分の音像が捉えにくくなる。というワケで、これもフラットから始めます

トランジスタもののアンペグはとかくこのトレブルにクセがありまして、フラットでもうるさいくらいのハイが出ます(笑)。

ので、わたしはジャズベやプレベを使う場合はここをフラットより少し下げることが多いですね。逆に楽器がサンダーバードの場合や、弦が古い時(笑)は上げることもあります。

また、チューブもののアンプは高音が出にくいので、その場合も少し上げる必要があります。

 最終的な音量はドラムと歌に合わせていく。

そして。他のパートの音を聴きつつ、最終的な音を決めていきます。バンドの編成や部屋の環境によっての微調整も必要です。

 ここで大事なのは、音量はドラムに合わせること。というのも、スタジオでのドラムは生楽器なので、音量をツマミで調整したりできませんよね。

なので、ベースに限らずエレキ楽器の音量はドラムの最大ボリュームに合わせてあげる必要があるんです。

 

それから、歌モノ(歌がメインの編成)であれば、ボーカリストが歌いやすい音量とサウンドにするのも重要なポイント。

リハスタでは、歌のモニタリングも環境を整えるのが難しいことが多いです。だいたい音が決まったら、ボーカルさんに歌いにくくないか確認してみると良いでしょう。

また、自分がどんなに気持ちよくても、歌を邪魔するような音作りもダメ、です。前述のBASSやTREBLEが上げめだと、歌にカブったりかき消したりする恐れがあるので、気を配りつつ音を作りましょうね。ベーシストたるもの、気配りは超大事!(笑)

まとめ。

と、いうワケで【音作りを考える】シリーズの第三回。オススメのアンプセッティングについてお届けしました。

楽器やアンプの機種によって変わってくる部分も多いので、ある程度の臨機応変さはもちろん必要ですが、ひとまず以上のような基本を押さえておけば、リハーサルスタジオでのセッティング時間を短縮することも出来ると思います。

 

毎度ながら、皆さまがベースの音作りを考える上での一助になればこれ幸いでございます。

感想やご意見などもお気軽に聞かせてくださいね。お待ちしておりますー!!

 

 ▼【ベースの音作りを考える】まとめ記事です。

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