はい、というワケでベーシストのワサダ(@wasadama)です。
今回はわたくし激押しのアイテム「VOX AmPlug2 Bass」(以下、Amplug)のレビューでございます。
タイトルどおり、ベースを弾くなら一家に一台、いや、もっと言うと一家に二台あっても良いと思ってるくらいの優れモノなんです。
これからベースを始めようとか、機材を揃えていこうと思っている方、はたまた自宅練習の環境に悩んでいる方なんかに特にオススメいたします◎
では以下、使い方の解説なども交えつつ、その理由をアツく語っていきます。
どうかお付き合いください~!
ちなみにAmPlugのレビュー、動画版もございます。
ベースを弾くなら一家に一台!VOX AmPlug2 Bassのレビュー!使い方も解説してます◎
実際の音を聴きたいという方は、ぜひコチラも合わせてご覧くださいませ~◎
ではまずざっくりポイントから。
AmPlug(アンプラグ)とは何か?
はい、では大まかな説明から。まずコイツ、ナニモノなのかと言いますと。
いわゆる「ヘッドフォンアンプ」という機器です。
本体そのものにはスピーカーなどは付いておらず、イヤフォンやヘッドフォンを差し込むことによってベースの音を聴くことができます。
公式の説明文はコチラ~。
サウンド、利便性が格段に向上! ヘッドホン・ギター・アンプの大本命amPlug2
ギターに直接プラグ・インできるカジュアルさ、アナログ回路にこだわった本格サウンド、バリエーション豊富なラインナップと、2007年の登場以来、超ロングセラーを続けるamPlug。 第二世代に突入した現ラインナップでは、こだわりのアナログ回路を大幅に改良し、各モデルに3つのモードを用意。ギター・タイプにはエフェクト機能、ベース・タイプにはリズム機能をプラス。さらに180度回転する収納式プラグ機構、自動電源オフ機能と、ユーザビリティも格段にグレードアップしました。 もっともシンプルに本格的なサウンドが得られるamPlugなら、場所を選ばず様々なシチュエーションでギタリスト/ベーシストをサポートします。
- ギター・ケーブル不要。ギターに直接プラグ・イン。最速で本格的サウンドが得られるヘッドホン・ギター・アンプの最新バージョン
- 完全アナログ仕様の回路をすべて刷新し、さらにクリアで臨場感のある音質に
- ワイドレンジ設計なベース専用の“Bass”
- ベース・タイプは練習に便利なリズム・パターンを9種類内蔵
- VOX独自のアナログ技術により、多段ゲイン回路を搭載し、真空管による複雑な歪み具合もパーフェクトに再現
- 180度回転する収納式プラグ機構を採用し、ギターに合わせて角度調整が可能
- 最大17時間まで使用可能な電池駆動でいつでもどこでもプレイOK
- MP3プレイヤーとのジャム・セッションも可能なAUXイン端子装備
で、まずコイツの素晴らしいところは、本体にプラグが付いていて、直接ベースにつなげるのです。このミニマルな設計思想、個人的にめっちゃ好き(笑)。
なので、ベース、AmPlug、イヤフォンの3つがあればベースの音を聴くことができる、というワケでございます。
音がナイス◎
まず、音がなかなかナイスなんです。
レビュー動画をご覧いただくと分かりやすいと思いますが、ベースらしいしっかりした音が出ます。
さすがはVOXですね◎
ベースの音は、「VOLUME」と「TONE」の、二つのダイヤルで調整することができます。
TONEでは、ベース本体のトーンコントロールのように高音の出方を調節します。
少しでも音をいじれることで、気持ちよくベースを弾けるワケです。練習でも、自分好みの音で弾くのって大事ですからね。
この辺のさりげない気遣いも胸アツです(笑)。
また、電源ボタンを長押しでPOWER ONするのですが、電源ボタンを押すごとにゲインが、
ハイゲイン(ランプ緑)→ノーマルゲイン(ランプオレンジ)→ローゲイン(ランプ赤)と切り替わります。
ここはベースの出力によって使い分ける感じですね。出力が小さいベースならハイゲイン、アクティブなど大きな出力のベースのときはローゲイン、です。
音が出せない環境での練習に!
さて、ではさらにオススメポイントをゴリゴリ解説していきますね。
AmPlugは、自宅でも出先でもめっちゃ使えるナイスなヤツ、なんです。
どちらも音を実際に出せないシチュエーションで、ちゃんと自分の音を聴ける環境を実現しつつ、さらに+αの機能でさらにナイス、という至れり尽くせり感でございます(笑)。
自宅での練習に良し◎
ベースというのは生音がとても小さく、アンプで鳴らさずに練習すると変なクセがついてしまったり効率が非常に悪いです。
なので、自宅でもしっかりと自分の音を聴ける環境で練習するのが望ましいのですが、、
マンションやアパートなどの集合住宅、一戸建てでも夜間帯などは大きな音を出せないですよね。
そんな環境の自宅練習に、イヤフォンでモニタリングできるAmPlugが大活躍するワケです。
詳しくは後述しますが、リズムマシンの機能も付いているので、リズムに合わせた練習もできます。
自宅練習の良いお供です。
出先での確認に良し◎
また、自宅以外での使い道として、ライヴハウスでの本番前など、ウォーミングアップやフレーズの確認を、楽屋で周りに迷惑をかけることなく行うことが可能です。
これも後ほど詳しく紹介しますが、AmPlugには外部入力機能があり、リハーサル音源を流しながらベースを弾くこともできるので、曲の構成を確認しながら弾く、なんてこともできちゃいます。
わたしもベースのケースにAmPlugを入れて常に持ち歩き、出番前の楽屋で曲を流しつつ最終確認がてらウォーミングアップをする、という使い方をよくしておりました。
何かと不安に襲われることの多い出番直前の、非常に心強い味方になってくれます。
リズムマシン機能がナイス。
それでは一つめのナイスポイント、リズム機能のご紹介を。
AmPlugには9種類のリズムパターンがプリセットされており、テンポを変更することもできます。
自宅練習においてメトロノームは必須ですので、これは実にナイスです。
リズム機能の使い方を解説。
リズム機能を使うには、右端の「RHYTHM」というボタンを押します。
その隣には「VOL(TEMPO)」というダイヤルがあり、こちらでリズムの音量調整が可能。
テンポの変更は「RHYTHM」ボタンを押しながら「VOL(TEMPO)」ダイヤルを回します。
BPM単位での変更が出来ないのがちょっと残念ですが、めちゃ速いテンポからめちゃ遅いテンポまでかなり幅広く変更できます。
そしてリズムパターンは、RHYTHMボタンを一回押すごとに切り替わり、ここでは三種類のパターンが選べます。
さらに、RHYTHMボタンを押しながら電源ボタンを押すことで、それぞれのパターンで三種類の切り替えが可能。
これで、3×3で計9種類のパターンが選択できます。
リズム機能は操作にちょっとクセがありまして、、説明もなかなか難しいので…(汗)もし良ければ動画のほうでご確認ください。
実際のリズムパターンも聴けるので参考になるかと思います◎
https://www.youtube.com/watch?v=u5VAkZqzvl0
外部入力機能も超ナイス。
それからもう一つのナイスポイントが「外部入力機能」。
本体側面のAUX入力にMP3プレーヤーやスマホなどをつなぐことで、音源に合わせてベースを弾くことが可能!
リズム機能だけでもかなり重宝なのに、この手のひらサイズでここまでできてしまうのはホントに素晴らしや〜!!
前述のように、弾きながらの曲確認はもちろん、耳コピや、フレーズを考えるときなどにもめちゃくちゃ使える機能です。
わたくしなどは人サマの曲を覚えて弾く機会が多いので、練習といえば曲に合わせてベースを弾くことがほとんどです。
なので、わたしのようなプレーヤーにはマジで神のようなアイテムなのですね(笑)。
ちなみに、外部入力を使うときは別途ケーブルを用意する必要があります。
イヤフォンなどでよく使われる「ステレオミニ」のプラグが付いたケーブルがあればOK。
楽器屋や家電店、100円ショップなんかでも入手可能です◎
まとめ
はい、というワケで暑苦しく語ってきました(笑)。
いや、でもこれ、ほんとにイイんですよ。
わたしも、前モデルから通算三台目を使用中です。
最近では初心者用の楽器とセットで販売されていることも多いようで、それは素晴らしいなと。
やっぱり初心者のうちからきちんと音を聴いて練習するのって大事ですからね。環境次第で上達の速さも変わってきたりするし。
いきなり高価なアンプを買う必要はないので、こういったリーズナブルだけど使える機材と一緒にベースを初めてみるのもオススメです◎
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